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2016年11月22日

揚げ物の食べ過ぎにご用心

長鎖n-3およびn-6系多価不飽和脂肪酸は感情を調整する重要な役割を担っています。長鎖n-3系を豊富に含む魚類の摂取量とうつ病の抑制には関連性があると言われています。一方、長鎖n-6系は植物油に多く含まれ揚げ物に使われることから、うつ病との関連性について研究が行われました。日本人会社員715人を対象にした研究では、揚げ物を多く食べるとうつ病に対抗する能力(大きなストレスに対処する能力)が低下することが示され、Lipids in Health and Disease誌に報告されました。

(2016年9月)

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