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2016年11月22日

イソフラボン摂取とうつ症状予防との関連性

イソフラボンは大豆などのマメ科の植物に多く含まれ、香港の老年期男女においてイソフラボン摂取とうつ症状予防の関連性が報告されています。愛媛大学が主導する共同研究チームは、1745名の妊婦さんを対象としてうつ症状とイソフラボンとの関連性を調べました。妊娠中うつ症状の有症率は19.3%でした。妊娠中の総大豆製品、豆腐、納豆、大豆煮物などのイソフラボン摂取が多いほど、妊娠中うつ症状の低下と有意な関連を認めました。しかし、みそ摂取が多いほど、妊娠中うつ症状の有症率は高まり、豆乳摂取とは関連がありませんでした。この結果はEuropean Journal of Nutrition誌で報告されています。

(2016年10月)

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