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2016年12月09日
がん経験者は不安や抑うつ症状をかかえがち
がん経験者は経験したことのない人に比べて不安や抑うつ症状に対する投薬治療を受ける率がかなり高いことがアメリカの研究で明らかになりました。個人によって程度は異なりますが、がんの診断を受けると死に対する恐怖や身体の痛みなどから不安や抑うつ症状を有することがわかります。治療しないでいると生活の質(QOL)が低下し健康に良くないことも明らかになっています。がん経験者の不安は治療終了後も長く続くことから、心理面でのサポートが必要であることがJournal of Clinical Oncology誌で報告されています。
(2016年11月)