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2016年12月09日
病気の不安による抑うつ状態にはヨガが良い
寛解期にある潰瘍性大腸炎患者39人が週1回90分のヨガを実施したところ、12週の時点でヨガをしなかった患者に比べて身体機能が向上し、不安、抑うつ症状が改善しました。このベネフィットは24週間持続しました。ヨガにより身体と心をリラックスさせることで身体的および精神的ストレスが軽減されると考えられています。ヨガによって根底にある身体的疾患が改善することはありませんが、精神的な生活の質(QOL)は改善することが欧州消化器病週間の国際会議で発表されました。
(2016年11月)