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2017年05月22日

高齢者のうつ病は2つの質問で診断できるかもしれません

2項目の質問で、高齢者のうつ病が診断できるかどうか、他の診断方法と比較した研究が香港で行われました。その質問は、「過去1ヵ月間に、気分が落ち込んだり、憂鬱になったり、絶望的な気分になりましたか」および「過去1ヵ月間に、些細なことでくよくよしたり、何をしても楽しくないと感じたことがしばしばありましたか」の2項目です。うつ病診断に関する133件の研究結果を調査したところ、2項目の質問は、他の診断方法と同程度の精度でうつ病の診断ができることが明らかになりました。2項目による診断は簡便かつ精度が高いことから、高齢者のうつ病診断プログラムに組み入れることが望ましいとThe British Journal of Psychiatry誌で報告されました。

(2017年4月)

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