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2017年11月07日

人工知能がうつ病を予測できるかもしれません

米国の研究者らは、写真や動画を共有するソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)のインスタグラムのユーザー166人から許可を得て、投稿写真4万3950点を解析し、「うつ病」の徴候を検知し、予測するAIプログラム(人工知能)を開発しました。うつ病のユーザーの写真は「青みが強く」「明度や彩度は低い」傾向がありました。「インスタグラム」に投稿される写真を「AI(人工知能)」プログラムを用いて解析すると、このプログラムを用いない一般開業医が診断するよりうつ病の診断精度が高いことが明らかとなりました。これらの結果から、精神的疾患の早期スクリーニング検出に、新たな道があることが示されました。この研究結果は、米国の研究者らによってEPJ Data Scienceオンライン版で報告されました。

(2017年8月)

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