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2018年03月09日

父親のうつ病も子に影響するようです

うつ病は13歳頃に発症が増加します。母親にうつ病があると、子どもがうつ病になるリスクが高まりますが、父親に関しては結論が出ていません。父親のうつ病と子どものうつ病リスクとの関連性を調査するために、両親の揃った家庭を対象に大規模な住民ベースのコホート研究が英国で行われました。子どもが7歳あるいは9歳の時に両親の抑うつ状態を評価し、子ども自身の抑うつ状態は13歳あるいは14歳に達したときに評価しました。その結果、父親の抑うつ症状は、母親の抑うつ症状と同等に子どもの抑うつ症状と関連することが明らかとなり、両親のうつ病を早期に治療することの重要性がLancet Psychiatry誌で報告されています。

(2017年12月)

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