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2018年05月14日

米国でうつ病についての調査結果が公表されました

米国では20歳以上の成人の8.1%にうつ病が認められることが、米疾病対策センター(CDC)のグループによる調査から明らかになりました。CDC米国立衛生統計センター(NCHS)では、2013~2016年の米国民健康栄養調査(NHANES)のデータを用い、20歳以上の成人におけるうつ病の有病率を調べました。うつ病の有病率は女性で高く、男性の5.5%に対して女性では10.4%と、ほぼ2倍でした。世帯収入別の有病率については富裕層では3.5%に対して貧困層では15.8%であることも明らかとなりました。さらに、うつ病がある成人の約80%が、その症状が原因で仕事や家事、社会的な活動に困難を抱えていることもわかりました。この調査報告はNCHS Data Brief 2月号に掲載されています。

(2018年2月)

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