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2019年09月09日

うつ病治療で糖尿病患者の死亡リスクが低減する可能性があります

うつ病を併発している糖尿病患者に抗うつ薬を用いて治療すると死亡リスクにどのような効果を及ぼすのか、台湾で研究が行われました。うつ病を併発する糖尿病と新たに診断された患者53,412例を2000年から試験に組み入れ2013年まで追跡しました。うつ病を併発している糖尿病患者に抗うつ薬を用いて治療すると死亡リスクが3分の1ほど低減することが示されました。抗うつ薬の種類によって効果に違いはあるものの、可逆性モノアミン酸化酵素A阻害薬に分類される抗うつ薬以外のほとんどの抗うつ薬が、糖尿病にうつ病を併発している患者集団において死亡リスクの有意な低減と関連していました。この研究結果は2019年のJournal of Clinical Endocrinology & Metabolism誌オンライン版で報告されました。

Chen HM, et al. J Clin Endocrinol Metab. 2019 Jul 2. オンライン版

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