発作時の対処法

てんかん発作は突然おこります。このような場合、
周りの方は、できるかぎり冷静に対応していきましょう。

発作時の注意と対処法

強直間代発作二次性全般化発作は、突然全身が硬くつっぱり、ガクンガクンとふるえる状態がおき、その場で倒れ込んでしまいます。この時、周りの人たちは次のことに注意して支援してください。

  • 眼鏡などの壊れて危険なもの、けがや火傷などを負いかねないものはできる限り本人から離しましょう。
  • 首まわりの締まった衣服の場合は緩めて楽な状態にし、頭を保護して仰向けに寝かせましょう。
  • 発作のときは口を固く食いしばったり噛んだりしますが、口の中にタオルを入れたり、口の中の食べ物を取ろうとすると、かえって窒息したり口の中を傷つけることになるのでやめましょう。
  • けいれんの間に体を無理に押さえつけたりすることは避けましょう。
  • けいれんが終わると意識がない間にだ液や嘔吐物が出てくることがあります。これらを喉に詰まらせないために、けいれん終了後は身体ごと片側に傾け、あごは伸ばしてあげましょう。
  • 基本的には、発作は自動的に終了しますので、その都度、救急車を呼ぶ必要はありません。ただし、全身のけいれんが5分以上続いた場合、けいれんがいったん終わってもまたおこった場合、意識が戻らない場合、発作中にけがをした場合、水中で発作がおこった場合などは、すぐに救急車を呼びましょう。

 意識がもうろうとした状態や、行動異常がみられる発作(てんかん発作の種類)の場合も同様に、動きを過度に押さえつけずに後ろから補助し安全を確保して様子をみましょう。

監修:渡辺 雅子 先生(新宿神経クリニック院長)

更新日:2018年10月01日

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