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2018年07月04日

てんかんをもつ方々にやさしい「光警報制御装置」が製作されました

「光警報装置」は、自動火災報知設備等の警報を受け、点滅する光により火災の発生を知らせる装置です。日本国内では、一定規模以上の駅や空港のほか、老人ホーム、障害者入所施設などで、火災の発生を知らせる警報ベルなどの設置が義務付けられていますが、聴覚障害者等はベル音で火災を察知することができません。そのため音以外の火災警報として「光警報装置」の設置が期待されています。「光警報装置」の製作企業では、照度の高いフラッシュによる「光感受性てんかん発作」を防止する「光警報制御装置」を新たに製作し、併せて「光警報システム」として普及に取り組むことになりました。総務省では公共的な施設に対して「光警報装置」の導入、普及を促進しており、火災に対する障害のある方々の安心、安全の実現を目指しています。

(2018年5月)

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