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2019年04月04日

米国でてんかん発作を探知するスマートウォッチの販売が承認されました

アメリカ食品医薬品局(FDA)は、6歳以上の子どもの発作を探知するスマートウォッチの販売を承認しました。この機器は装着している人の強直間代発作の徴候を捉え、すぐに介助者に通報するというもので、2018年の1月に成人向けに販売承認が下りています。子どもの発作を探知するスマートウォッチに販売承認が下りたことは、発作を迅速に識別し介助者が対応することができるという点で重要な前進です。米国てんかん患者の約4分の1が強直間代発作を伴うといわれており、スマートウォッチを装着することで、発作直後に信頼のおける介助者がそばにいる可能性が高まります。スマートウォッチの臨床試験は、80人の青少年を含む141人の患者を対象に実施され、98%の精度で強直間代発作を探知しました。このニュースはMedscape神経学ニュースで報告されました。

(2019年1月)

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